おはようございます。

寒い寒いと嘆いているのは人間だけ。
生き物の世界では、
活発に、その生命存続をガンガンに行っております。

さて、いかようにこんな話題になっているかと申しますと、
昨年11月頃から、
我が家では「サケの孵化」のお手伝いをせっせと行っているせい。
ただ今、ようやく卵から赤ちゃんが生まれた次第でございます。
しかし、まだ喜ぶのは早いのです。
これからさらに、殻？を破らなくてはいけないらしい。
そして、初めてこの世へ稚魚として誕生するのです！！

意外とたいへんでした。
もちろんここまで育てあげるのがです。
何せ、人工的に孵化させるわけですから…。
環境づくりが大変なのです。
とにかく、寒くなくてはいけないので、
冷蔵庫で育ています。
その姿はイクラそのもの。
なんだか、不思議な気持ちです。

お正月時には、食用のイクラが冷蔵庫にありましたから。
複雑です。
こっちは食べる用。そしてこっちは鮭になる用…。
冷蔵庫を開けるたびに複雑…。複雑…。

しかしながら私のそんな思いとは関係なく、
厳しい寒さに耐えながら、
新しい命は、たくましく育まれていくのです！
やっぱり、人間が一番弱い生き物なんですね～。
へこたれそうになった時
冷蔵庫を開けて、逞しく育っていく鮭の赤ちゃんを眺めます。
透き通る殻の中に、黒とオレンジの美しい生命体。
なんだか、ちょっと勇気付けられます。
←赤ちゃんです。
　黒い点が目です。
　最後の殻を破ったら、
福島くんだりまで行って
海に帰しに行きます！












あんまりよいショットではないですけど、
雰囲気位は伝えられたかな？

しかし、本格的に外へ飛び出して来たら、
福島まで行って海に帰してあげないと…なんですよ。
なんだか、寒そう…。
でも心は暖まりそうな…イベントです。
最後まで任務を果たすべきわれら人間！
大切な小さな赤ちゃんのために。

さて、海に帰す日。間近に迫ってきましたが、
残念ながら、私は行けそうにもありません。
代理人に行ってきてもらいますが、
とにかく寒いらしいです。福島は…。
地元の方に聞くと。
なんでも、ナイロン製のウインドブレーカが
もっとも防寒に優れているのだそう。
代理人は、そのような服をほとんど持ち合わせていません。
代わりに行ってきてもらうので、
せめてもの私の気持ちとして、
何か防寒服を購入してあげようと思っています。

わが社のウインドブレーカーでも…。
今ちょっとこれが良いかな～と思っています。

それにしても、冷蔵庫の中、本当に寒そうで、
つい仏心を出して、暖めてあげたくなります！
でもだめです。絶対やってはだめ。
死んじゃうらしい。
そういえば、我が家のカメ吉も冬眠中。
去年は、暖かい家に入れてあげたのですが、
今年はだめです。
おこられてしまいました。同居人2号に。
カメも寒いところで冬眠するのです。（日本古来の草カメは）
暖かくすると、季節を間違えて眠らないそうです。
そうすると、生態系がくずれたり、体が弱くなって
早死にするらしいです。
ですからこちらも心鬼にして、極寒の外に出しております。
カメ吉は、甲羅の中に手足4本をしっかりしまい
冬眠しております。（尻尾も入れて5本ですね）
涙ぐましい姿です。
でも情けは不要です。
これが自然界のルールなのですから！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日の綿ヌキ

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