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 悲しいですな〜。昨年いっぱいで、学研の「科学」が
暫し休刊となりました。 私は本当にお世話になった世代ですので、
とっても悲しい。 失ったものは大きいですよ。
だって、あんなに夢のある雑誌がなくなってしまうんですもの。  

学研のエジソンと呼ばれる付録開発の達人、湯本博文氏が
その歴史のひもをとく…

「本をつくりたくて入社したのに単なるおもちゃみたいな
付録は作りたくない」この熱い思いが興じて、
科学の付録は、本気で凄いものに変化したのです。

例えば、「とれるんです」と名づけたカメラの付録。
当時、はがき大で3万円もしたピエゾフィルムという
極薄の高級素材を子供のためならと、
メーカーが安価で提供してくれたため夢のインスタントカメラ
「とれるんです」はこうして付録として実現したのです。

昔の大人たちは常に、将来を担う子供達のために一生懸命。
今の大人たちは、ちょっと意識がずれているような感も…。
子供の為と言いながら、全然ためになっていない発想が多かったりする。
 ある意味、ものは裕福ではなかったけれど、
昔の子供達は幸せだったのかも。
国や、企業など大きなところで守られていたから。
今は、個々で勝手に守っているって感じで、寂しいですね。
親たちは、自分達の子供のことしか考えないしね。
(そうでない人もたくさんおられますが。念のため)
 それにしても、本当に素晴らしきよい発想を
あのような愛ある形で与えてくれた学研の科学の付録。ありがとう。

科学を買えば、科学が学べる。雑誌の値段はそんなに高くないし、
みんな平等にそれが与えられる。だから貧しかった我が家でも、
両親が奮発して買ってくれた。
少ないおこずかいを貯めて、自分で買うことも出来た。

 何の為に削減されたのか…。というより、需要がなくなったからです。
悲しい現実ですね。他にものが溢れ過ぎていて、
子供達自身も必要としなくなったのでしょうね。  

 自分の手で、何かをつくりあげるという能力を
鍛える場所も少なくなってきたような気がします。
もちろん、失敗もしますけど(私はよく失敗したなぁ)
しかし完成時の達成感は今でもよく覚えています。
それが今に繋がっている気もします。
暫し休刊。ということは復活するのかな?淡い期待を抱いております

                           今日のハニー
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