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今話題の映画「告白」。
2週連続1位だとか、何億円の興行収入だとか。
原作は09年の本屋大賞にもなった湊かなえさんの話題作。
気になりながらもずーっと読まずにいたのですが、ある日友人がいきなり「告白読んだ???」と。
なんでも友人が読んでみたところ大変面白く(←ワハハという意味ではなく)、あっという間に読み終わったと。
で、会社の人達に本を貸したところ、みんなが「面白い!」といっき読みをしたというのです。
そこまで言われては読みたくなるものです。
早速買って読みました。
確かに話の進め方や展開は非常に面白い。
しかし内容(題材)は・・・、辛い

で、行ってきました。
映画 -告白-。

あの題材をあの中村哲也監督がどう描くのかも非常に興味がありました。
「嫌われ松子の一生」や「パコと魔法の絵本」の映像をみる限りでは、どうにも「告白」と繋がらないのです。
それにキャストもなんだか正直ピンとこないし。。。

結果は・・・。

辛い。
映像にすると、ホント、キツイ題材ですね。
特に中村監督の独特のタッチが、よけいにキツさを際立たせているように思いました。
しかし、そこを目をそらさず受け止めて、考えなくてはならない題材なのかもしれません。
沢山考えさせられる内容です。
なぜR15+なのかなぁと思っていたのですが、なんとなく分る気がしました。
これを子供達に見せるべきなのか、見せないべきなのか、難しいですね。
あえて見せるべきだという意見もあるようですが、私は正直分りません。
受け取る人の立場や状況、考え方で、観た後の感情が大きく変わってしまうと思うから。
精神が元気な時じゃないと、ちょっとキツイかなぁ。。。
でも、小説としても映画としても、言葉は適切でないかもしれませんが上手に作ってある面白い作品です。
興味のある方は是非ご覧下さい

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T.MORITA